渋野日向子は「上を目指すだけ」 最終戦出場権をかけた“前哨戦”へ挑む
<ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン 事前情報◇13日◇ペリカンGC(米フロリダ州)◇6349ヤード・パー70> 今週バースデー! 渋野さんの“貴重な”警察コス【写真】 来週には、賞金総額1100万ドル(約16億7000万円)、優勝賞金400万ドル(約6億円)という史上最高額のビッグイベントとなる最終戦が控えている。その前哨戦となる「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」が現地時間14日から開幕。戦いを前に渋野日向子がWOWOWのインタビューに応じた。 先週はハワイで行われた米国女子ツアーは、フロリダへと舞台を移す。「アメリカの端から端まで移動した感じで、長距離移動や時差ボケもあって体は少し疲れていますが、試合には大丈夫かなと思っています」。多少の疲れはあるものの、今大会に向けてしっかりとコンディションを整えてきた。 会場となるペリカンGCについては「グリーンもコース全体もとても綺麗で、難しいホールも多いです。今日は風も少し強く、グリーンにも目があるように感じるので、しっかり頑張らないと」とコメント。また、先週のコースはパスパラム芝、今週はバミューダ芝と環境が異なるため、「先週に比べて『速いなぁ』と感じますし、下りのパットも勢いよく転がるので、気をつけてプレーしたい」と芝への順応力が今週のキーポイントになると意識を高めた。 今大会が終わるといよいよ最終戦を迎えるが、出場権を得るには今週終了時点で年間ポイントランキング上位60位以内に入らなければならない。激しい争いが続く中、渋野は前戦「ロッテ選手権」で予選落ちとなり、ランキングは58位から62位に後退している。「とにかく上を目指して、最後まで諦めずに来週の出場権を取れるよう頑張りたい」。ルーキーイヤーの2022年には最終戦に出場したが、昨年はランキング83位で出場を逃した。今年こそ最終戦の舞台に立つため、渋野は出場“圏内”浮上へ意気込んだ。