「外国で購入した革製品の関税を払っていない」国税庁を名乗る男に400万円だまし取られる 静岡市清水区
静岡市清水区に住む70代女性が、国税庁を名乗る男らに現金400万円をだまし取られました。 警察によりますと、9月17日に静岡市清水区の70代の女性の自宅に、国税庁を名乗る男から「外国で購入した革製品の関税を払っていない。心当たりがないなら警察に被害届を出してください」などと電話がありました。 後日、女性宅に警察官を名乗る男から「マネーロンダリングの疑いがある」「口座の動きを確認するため指示した口座に現金を振り込んでください」などとSNSを通じて要求があり、女性は複数回にわたり、現金およそ400万円を指定された口座に振り込んだということです。 21日、再び警察官を名乗る人物から「警察にあなたに関する動きがある」などとメッセージがあったものの、連絡が途切れたため、女性が警察に届けたことで事件が発覚しました。 警察は「警察がお金を振り込むように指示することはありません」「お金を要求する電話があったら家族や警察に必ず相談してください」と呼びかけています。