収入が少ないと旅行に行けないなどこどもの「体験の格差」が課題となる中、夏休みの思い出作りを手伝います。 認定NPO法人フローレンスは企業と組み、一部寄付も募りながら、この夏、およそ1000世帯のこどもに体験の機会を提供すると発表しました。 日本航空は格納庫見学、日本生命はプログラミング教室、日本テレビは、陸上選手による、かけっこ教室などさまざまな機会を提供します。 また全国の動物園やレジャー施設などの情報検索や予約ができる「アソビュー」というサイト運営会社が協力し、アソビューで予約する際に利用料として使える5000円分のチケットを受け取るコースも選べます。 会見では慶応大学の中室牧子教授らが「親の年収によってこどものスポーツや習い事といった体験に大きな差がでているが、体験の差が学力や非認知能力などにも影響する」と説明しました。 このプロジェクトではひとり親世帯などを対象に、12日からNPOフローレンスの特設サイトで体験を希望する親子の受け付けを開始していて、抽選で参加者が決まります。 また、このプロジェクトに協賛する企業をさらに募集しているほか、一般からの寄付も受け付けているということです。 ＜参加応募 特設サイト＞https://florence.or.jp/news/2023/07/post62165/ 応募条件:・ひとり親家庭・実質ひとり親家庭（別居中・離婚前の実質的なひとり親状態にあるご家庭）・住民税非課税の子育て世帯 ＜プロジェクトへの一般寄付特設サイト＞https://florence.or.jp/lp/donate-summer-experience/