「仮面ライダーギーツ」簡秀吉&杢代和人、最後の物語で見せる新たな関係性 共に歩んだ英寿と道長へ「もっと笑えよ」
昨年8月に最終話を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」の集大成を飾るVシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』が、間もなく上映される。テレビシリーズから主人公・浮世英寿を演じた簡秀吉と、ライバル・吾妻道長役の杢代和人がインタビューに応じ、「ギーツ」最後の物語となる本作の見どころや、キャラクターと共に歩んだ1年半を振り返った。(取材・文:編集部・倉本拓弥) 【動画】キレキレな二人!簡秀吉&杢代和人、パワーワード連発の爆笑インタビュー
英寿&道長の変化「ライバルから刺激し合える関係に」
Q:「仮面ライダーギーツ」最後の物語となるVシネクスト、どのような思いで撮影に臨みましたか? 簡秀吉(以降、簡):「仮面ライダーギーツ」の作品としてはこれが最後で、寂しさもあったのですが、「ギーツ」で勉強してきたことをいい形で残せたので、早くみなさんに観てほしいという気持ちでいっぱいです。
杢代和人(以降、杢代):テレビシリーズとはまた違って、吾妻道長/仮面ライダーバッファがキーになるので、個人的にプレッシャーや責任感を感じながら演じていました。もちろん、他のメンバーも集大成として緊張感を持って撮影した作品でもあるので、手応えはすごく感じています。
Q:Vシネクストにおける英寿&道長は、どのように演じましたか?
簡:英寿は、神様としての立場から道長にエールを送ったりするので、テレビシリーズ1話からのライバル関係から、決して仲良くはないが、いい刺激を与え合う二人の新たな関係性が垣間見えると思います。
杢代:テレビシリーズ序盤の道長は、すごくぶっきらぼうで、子供みたいな発言をして突っかかってしまうこともありましたが、本作では、セリフ一つ一つに優しさがあります。そういった部分から、少しでも大人になった道長をお届けできたらと思い、他人のことを考えながら演じました。
新フォームの武器に困惑!?「これはどう戦うんですか?」
Q:(杢代さんへ)本作でバッファの新フォーム「仮面ライダーバッファ プロージョンレイジ」が誕生すると聞いた時の心境は? 杢代:嬉しかったです! バッファはテレビシリーズでタイクーンやナーゴのような強化フォームが登場せず、毎日悔しがっていたので、台本を受け取って「ある!」とわかった時はガッツポーズしました。初めて新フォームを見た時、巨大なチェーンソーを持っているかと思いきや、チェーンソーが爪になっていて……。とんでもない武器が追加されていたので、「これはどう戦うんですか?」「盾ですか? 爪ですか?」といろいろ聞いてしまいました(笑)。そういった部分がどんどん魅力に変わっていきましたし、バッファが個性ある武器を使う姿はロマンがあって格好いいです。