年間の利用者数130万人以上を目指しています。青森空港の利用促進を図る検討委員会が開かれ、訪日客の誘客などに力を入れることを確認しました。 18日の会議では、青森空港の現状と課題を洗い出し、増加するインバウンド需要の機会を捉え、新規国際定期便の開設を目指すといった基本理念が示されました。 青森空港の年間利用者数は、新型コロナの影響で2020年度にはおよそ33万人にまで落ち込みましたが、2023年度の利用者数はおよそ117万人となり、コロナ禍前の水準にまで回復しました。 青森県は、2025年度までに青森空港の利用者数を130万人以上にすることを目標に掲げています。 【奥田副知事】 「ようやくコロナ禍前の水準まで利用者が回復してきています。いろいろなインバウンドだとか状況も変わってきていますので、こういったことを追い風に関係者が力を合わせて、利用者の増加に向けて頑張っていきたいと思います」 県のまとめによりますと、2024年度上半期の利用者数はおよそ65万人となっています。 29日からは青森・台北線の国際定期便が再開し、利用客の増加に弾みがつくことが期待されています。