青森の国道ひき逃げ事件「そもそも歩く場所がない」雪で道幅狭くなる現場の危険性を訴える住民も はねられたとみられる男性は現在も意識不明の重体 青森県青森市
青森市で17日に起きた「ひき逃げ事件」で、雪かきをしていた時にはねられたとみられる男性は、現在も意識不明の重体です。近くに住む人は、男性がはねられた場所は雪が降り積もると歩道が埋もれ、道幅が狭くなると、その危険性を訴えています。 【写真を見る】現場の様子 現場付近の人に話を聞く警察官 「きのうの同じくらいの時間帯にひき逃げあった関係で、目撃者がいないかと色々と声掛けをしている」 18日朝、警察はひき逃げ事件が起きたのと同じ時間帯に、現場を通る人に話しを聞き、目撃情報を集めました。 17日午前5時ごろ、青森市横内の国道で近くに住む鹿内英二さん(63)が倒れているのが見つかりました。鹿内さんは、車にひき逃げされたとみられていて、現在も意識不明の重体となっています。 警察によりますと鹿内さんは、雪かきをしている時にはねられたとみられています。 付近住人は 「(被害者は)一生懸命雪かきをしていたので、ニュースを見てびっくりした」 三嶌亮二 記者 「きょうの様に雪が降り積もると、こちらの様に歩道が雪に埋もれてしまって車が通る道幅も狭くなります」 今回の現場は片側1車線のほぼ直線の道路です。車道の脇には歩道がありますが、冬は雪で埋もれ、車道も幅が狭くなります。 付近住人は 「道幅が狭いし、そもそも歩く場所がない」 「(雪かきのときは)後ろを見ながらやらないと危ない」 積もった雪で道幅が狭くなるため、雪かきの際は車の通行に細心の注意が必要と危険性を訴える人もいました。 警察は、ひき逃げの目撃情報や現場に残されたものを調べるなどして捜査を進めることにしています。
青森テレビ
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