野田佳彦衆院議員が考える代表選を盛り上げる戦術とは?
立憲の次期代表は若手?女性?今の路線?
MC西田は、立憲の代表選について「若手に大きく変わっていくのが好ましいか、今の路線を踏襲するのがいいのか、それとも全然違う方向に行くのがいいのか」と問いかけました。 野田氏は「多様性で競いあった方がいい」と回答しました。 そして、自民党と対比構図を戦略的に作っていく必要があると解説します。 自民が若手と言ったら、我々にも若いリーダー候補がいますよ。 例えば、女性の高市議員が出てくるなら、我々にも女性候補がいますよ。 岸田総理が出るなら、我々も泉代表が出ますよ。 議論で競い合えるように、老若男女の候補者を揃えた方がいいと述べました。 MC西田「野田先生がお考えになるリーダー候補は?」 野田氏「そこは、今はまだ個別で名前を出す段階ではない」
これからの野党の戦い方
MC西田「今回の東京都の選挙を踏まえて、野党のこれからについて、教えていただけますか」 野田氏は「結論を言うと、都知事選では有力な挑戦者が2人になったから(票が割れた)、現職が勝った」と都知事選の結果を振り返りました。 そして、自公に勝つためには、なるべく野党の候補が乱立をしないように、1対1の構図が作れるのかを、調整するのが一番大事なことだとコメント。 今回、圧倒的に自民党が強いと言われる足立区の都議会議員補選では、女性候補同士の一騎打ちとなり、立憲が勝ちました。 また、保守王国と言われている島根でも、4月の衆院補選では、自民党との一騎打ちで立憲が勝利しています。 野田氏は「保守王国でも、一騎打ちなら状況的にまだ勝てる。そうではない構図のところは、厳しい。特に、無党派の(票が)取れる候補者が出てくると大きな影響がある」と述べました。 最後に、野田氏に代表選に出てくださいよ、という声はどれくらい届いてるのか尋ねると、「党外からが多い」と即答。 MC西田が「野田先生がフルパワーとなる場面をもう一度見てみたい」と伝えると「党内不人気でございます」と野田氏はジョークを飛ばしていました。