大谷翔平が築いている地位は「唯一無二」 米老舗メディアが24年の最優秀男性アスリートに選出
米老舗スポーツメディア、スポーティング・ニューズ誌は30日、大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(30)を2024年の最優秀男性アスリートに選出したと発表した。 【画像あり】人気モデルが絶賛!真美子夫人のシースルー“ブラックコーデ” 同誌は、大谷がシーズン54本塁打、59盗塁で史上初の「50-50」を達成し、いずれもリーグトップのWAR9.2、OPS1.036、134得点、130打点をマークしたと紹介。「メジャーリーグ155年の歴史において、誰も想像できなかった領域に足を踏み入れている。これまで2万人以上がメジャーでプレーしてきたが、大谷が築いている地位は唯一無二だ」と選出の理由を説明した。 同誌は「人類はしばしば、自分たちが最高の瞬間を目撃したと思い込む。しかし、歴史は常に新たな才能と驚きをもたらす」と書き出し、野球界における「永遠の象徴」だったベーブ・ルースですら「既に大谷翔平という存在に追い越されている」と表現。肘の手術で二刀流がかなわず、打者に専念せざるをえなかった24年を「キャリアの中で最高のシーズンであったかどうかは議論の余地がある」としながらも、開幕前に元通訳の窃盗事件に見舞われながら「前人未踏の成果を達成した」と記した。 また、「どんな伝説的な選手にも、才能を証明してからは舞台が必要になる。特別な舞台なしに真の意味のアイコンにはなりえない。大谷にはそれが必要だった」として、名門であり強豪のドジャースの一員になることが求められたと指摘。大谷は専門家ですら予測できない領域に達しており、「野球という競技の未来を体現する存在である」と結んだ。