将棋の藤井聡太八冠、「名人」を初防衛できるのでしょうか。タイトルに王手をかけて臨む七番勝負第5局。戦いの舞台、北海道では、藤井八冠の「推し動物」も歓迎です。 【写真を見る】対局室に「しろたん」巾着を持ちこむほど…“アザラシ大好き”藤井聡太八冠　北海道ではゴマフアザラシに癒され…おやつも「お昼寝シフォン」名人 初防衛なるか 【5月25日　北海道・紋別空港】 （歓声）「頑張ってください!」 25日、北の大地で熱烈な歓迎を受けた藤井八冠。 （記者） 「藤井名人を見られてどうでしたか」 （札幌のファン） 「感激で言葉が出ません。札幌から4時間かけて来ましたが、来たかいがあった」 （紋別のファン） 「紋別に『スター』がいらしてくれることが本当に嬉しい。紋別で『いい思い出』を残していただけるような戦いになってくれれば」 愛知県瀬戸市出身の藤井八冠が、一宮市出身の豊島将之九段の挑戦を受ける「愛知対決」の名人戦七番勝負。 第5局は、26日から北海道紋別市で藤井八冠の先手で始まっています。 【5月25日　北海道・紋別市　アザラシシーパラダイス】 対局前日の25日、アザラシシーパラダイスを訪問した藤井八冠。「いい思い出」になったかもしれないのが…ゴマフアザラシの日和（ひより）ちゃん（10）。 （飼育員） 「気をつけ!お願いします」 ゴマフアザラシのおじぎに、藤井八冠もペコリと頭を下げます。 藤井八冠は日和ちゃんにエサをあげたほか、回転したり、バンザイするよう指示する体験も。 対局室にアザラシのキャラクター「しろたん」の巾着（きんちゃく）を持ちこむほどアザラシ好きの藤井八冠。日和ちゃんとの癒しのひと時は、大一番でのパワーに繋がるかもしれません。 【5月25日　前夜祭】 （藤井八冠） 「紋別に来たのは初めて。これまで一番北に行ったのは旭川だったので、それを少し更新することができた。食事やおやつも楽しみにしている。2日間集中して皆さまに最後まで楽しんでいただけるような熱戦にしたい」 （豊島九段） 「さきほど観光でアザラシの餌やり体験をして、非常にリラックスすることができた。悔いのない対局にできるよう頑張っていきたい」