“あの人は今”状態だった名ボクサーに「それダサいよ」 名物女性マネは『極悪女王』でも強烈インパクト
『極悪女王』の肉体改造に西島の献身的なサポート
西島のトレーニングや指導を間近で見ているうちに、自身も触発され、ボクシングを始めた。キャリアは12年になり、2020年にはキックボクサーとしてプロデビューも果たしている。 「マネジャーとして洋介の裏をバックアップしただけじゃなくて、ちょっと表にも出てみたい、選手の気持ちも知りたい、リングにも上がりたいっていう思いが芽生えたとき、たまたまタイミングよくオファーをいただいた」 デビュー戦の舞台は聖地・後楽園ホール。不思議な運命を、ANNA自身も驚きを持って受け止めている。 『極悪女王』でANNAは、体重を40キロ増やしたゆりやんを持ち上げるため、自身も肉体改造に励んだ。その時、サポートしてくれたのが西島だった。 「食べるだけ食べて筋トレも一緒にやりながら、あとは家で洋介にプロレス技かけてましたよ。お前耐えろって。『俺関係ないじゃん』って言うから、『いいからマネジャーのために頑張れ。いい作品になるから』と言って」 『極悪女王』出演に際し、ANNAのもとには、「やっぱり西島さんが絡んでるからANNAさんこれ出れたんですか?」と冗談めかした声が相次いだ。オーディションを自力で突破しているANNAは、「いや、洋介は一切関係ないよ! 実力で取ってるんですから」と苦笑。俳優業は安定しており、最近ではNissyや浦上想起のミュージックビデオに登場したほか、目黒蓮主演の劇場版『トリリオンゲーム』(来年2月14日公開)にも出演を予定している。 今後の目標はバイリンガルな格闘家女優として活動の幅を広げていくことでANNAはさらなる飛躍を誓っていた。
水沼一夫