王滝村の旅館兼住宅が全焼 90歳住民と連絡とれず【長野】
王滝村で旅館兼住宅が全焼する火事がありました。 火事の後、住民の90歳の女性と連絡がとれていないということです。 ■渡辺陽介カメラマン 「屋根が焼け落ちてしまっています。現場では雪が降り続く中、消火活動が行われました。90歳の女性の行方はまだ分かっていません」 火事があったのは、王滝村の「旅館三浦屋」です。 21日午前9時40分ごろ「民宿が燃えている」と近所の人から119番通報がありました。 火は6時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての旅館兼住宅が全焼しました。 旅館を経営する三浦幸二さん(86)が火を消そうとして、顔に軽いやけどを負いました。 この家には親子3人が暮らしていて、火事の後、三浦さんの妻(90)と連絡がとれていません。 三浦さんの娘は外出中だったということです。 当時、旅館には宿泊客が2人いましたが、避難して無事でした。 消防によりますと、三浦さんの妻(90)の21日の捜索は打ち切られ、22日午前から再開するとしています。 警察は屋内から出火したものとみて、火事の原因を調べています。