北アルプスで遭難相次ぐ 滑落や転倒で3人けが
前穂高岳で神奈川県の男性が滑落
長野県警松本署によると、4日午前、北アルプス前穂高岳北尾根(約2950メートル)で、神奈川県足柄下郡の公務員男性（35）が、足を滑らせ、約5メートル滑落した。同行者から救助要請を受け、県警ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送した。男性は左肩の脱臼で軽傷のもよう。 【随時更新】山岳遭難 長野県内の状況一覧 松本署によると、男性は3日に3人パーティーで入山し、4日は涸沢から前穂高岳に向かう途中だった。
奥穂高岳登山の男性が滑落
松本署によると、4日午前、北アルプス奥穂高岳南稜(約2600メートル)付近で、奈良市の会社員男性（50）が足を滑らせ、約10メートル滑落した。同行者からの通報を受け、消防ヘリコプターが男性を救助し、松本市内の病院に搬送した。男性は背中の打撲で軽傷のもよう。 松本署によると、男性は3日から、4人パーティーで上高地に入山し、4日は岳沢小屋から奥穂高岳に向かう途中だった。
白馬岳で男性けが 左足骨折で重傷のもよう
大町署によると、北アルプス白馬岳の山荘付近（約2800メートル）で4日午前、東京都葛飾区の会社員男性（47）が転倒してけがをし、長野県警ヘリコプターで救助された。 男性は3日に単独で入山して山荘に宿泊。4日朝に出発した直後に転倒し、左足首の骨を折る重傷のもよう。救助を要請し、午前9時20分ごろヘリで搬送された。
