あまりにもガッカリ…。23/24、プレミアリーグ期待外れイレブン【FW】たった1点…。100億超えの男は何もできず
2023/24シーズンのプレミアリーグではリーグMVPを獲得したマンチェスター・シティのフィル・フォーデンを筆頭に多くの選手が輝きを放った。その一方で期待を大きく裏切った選手もいる。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグ期待外れイレブンをポジション別に紹介する(データは『Sofa Socre』を参照)。 【画像】23/24シーズン、プレミアリーグ期待外れイレブン
FW:アントニー(マンチェスター・ユナイテッド) 生年月日:2000年2月24日 リーグ戦成績:29試合1得点1アシスト マンチェスター・ユナイテッドのアントニーが今季最も期待外れだった選手と言っても過言ではない。2022年夏にエリック・テン・ハフ監督とともにアヤックスから9500万ユーロ(約133億円)の移籍金で加入したブラジル代表FWは、真価を問われた2年目の今シーズンに大いに苦しみ、第35節バーンリー戦でようやく今季初ゴールを記録。チャンスメイカーとしても不発に終わり、シーズンを通してプレミアリーグでは2ゴールにしか絡むことができなかった。 特に深刻だったのが決定力不足だ。今季アントニーは43本のシュートを放ち、そのうち16本が枠内を捉えていた。それにも関わらずゴールネットを揺らしたのは一度のみで、1ゴール以上決めたフィールドプレイヤーの中ではワーストの2.33%の決定率に終わっている。 開幕直後こそスタメン出場を果たしていたが、この低パフォーマンスを受けてさすがに恩師テン・ハフ監督の中でも序列が下がり、徐々にベンチスタートとなる機会が増えた。今季のラスト2試合で先発に抜擢されたアマド・ディアロが勝利に大きく貢献するパフォーマンスを披露した一方で、アントニーには出場機会が訪れなかった。輝きを放った21歳のコートジボワール代表FWとは対照的な形でシーズンが終わりを告げている。
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