上野で今年7件の強盗事件…貴金属店“さすまた”で対処訓練
日テレNEWS NNN
東京・上野で貴金属店を狙った強盗事件が相次いでいることを受け、さすまたを使った対処訓練が行われました。 20日、警視庁上野警察署は、貴金属店にナイフをもった男が押し入る強盗事件が起きたという想定で訓練を行い、貴金属店で働く店員らおよそ50人が参加しました。訓練では、さすまたの正しい持ち方や、複数のさすまたで違う方向から犯人を押さえ込むなどの対処法を学びました。 上野では今年に入ってから貴金属店を狙った強盗事件が7件起きていますが、先月には、店員がさすまたで抵抗した結果、貴金属を奪われずに済んだケースがありました。 警視庁上野署・末廣典明署長「万が一、犯人が来たような場合には、誰がどのように動いてどのような行動をするのか、こういったことをあらかじめ役割を決めておいていただければ」 警視庁は、身の安全が第一とした上で、「さすまたやカラーボールなどを事前に備えて対処してほしい」としています。