同僚の胸ぐらをつかみ上げる 柏市、暴行で60代職員を減給 思い込みで一方的に腹を立てたか
柏市は1日、胸ぐらをつかみ上げる暴力で同僚にけがを負わせたなどとして、都市部に所属する会計年度任用の60代男性職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。 市によると、男性職員は5月24日午後4時ごろ、職場で同じ課の一般職員に暴言を発した上、暴行により首に全治2週間のけがを負わせた。男性職員は市の聴取に暴行などを認めている。市は、個人的な思い込みで一方的に腹を立てたとみている。 管理監督責任から直属上司の課長も口頭厳重注意。太田和美市長は「法令を順守すべき市職員が暴力行為などを行い、市民の信頼を損なったことをおわびする」とのコメントを出した。