【ランチ代】「パン2個」VS「おにぎり2個」、1年で食費はいくら変わる?
「パン」や「おにぎり」は、どちらもコンビニなどでいつでも手に入りやすいうえに、食べやすさもあり、手軽なランチとして食べている人も多いでしょう。 今回は、ランチにパン2個を食べる場合と、おにぎり2個を食べる場合で1年間のランチ代がどれだけ変わってくるかについて調べてみました。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
パンとおにぎりの平均価格は?
パン2個とおにぎり2個にかかる金額は、それぞれの種類や購入場所、具材などによって大きく変わりますが、今回は一般的に人気が高いと思われている具材の組み合わせをご紹介しています。 1年間のランチの回数は、年間休日数が110日あると仮定して計算し255回としました。 表1
※筆者作成 パンは、惣菜パンの方が菓子パンよりも価格帯が高い傾向がみられました。また、おにぎりもシリーズによって価格帯が異なっていたため、乾燥のりを使用するタイプの低価格帯のものと、あらかじめのりが巻かれた高価格帯のものとを比較しています。 結果として、菓子パンと低価格帯のおにぎりは同程度の価格であることが分かりました。惣菜パンは、高価格帯のおにぎりよりも費用相場がやや高い傾向がみられます。 ■年間でいくら変わる? パンとおにぎりの価格は、低価格帯の商品同士を比較すると、同程度でした。パンからおにぎりに変更をしたとしても、大きく費用が変わることはないでしょう。 一方で、惣菜パンはおにぎりよりも高価な傾向がみられます。組み合わせにもよりますが、表1のピザパンとソーセージパンを1年間食べた場合、からあげと和風ツナマヨネーズのおにぎりを1年間食べるよりも年間約1万7000円高くなります。
ランチ代は高くなっている?
パンもおにぎりも、最近は値上げが続いています。 総務省の小売物価統計調査のデータでパンとおにぎりの価格をみると、3年前の2021年2月の平均価格に比べ、2024年2月のデータではそれぞれ20~30円ほど価格が上昇していることが分かりました。3年前に比べて、同じ商品を食べていても年間5000~7000円ほどランチ代が高くなっていることになります。