将棋プロ入り3戦目・史上最速で棋戦優勝 上野裕寿四段
日テレNEWS NNN
今月、将棋のプロとしてデビューした棋士が史上最速となるプロ入り3戦目で棋戦の優勝を果たしました。 上野裕寿四段は31日、新人王戦決勝三番勝負の第3局にのぞみ弟弟子で先にプロになっていた藤本渚四段に勝ち、新人王となりました。 新人王戦はプロを目指す奨励会三段などにも出場枠があり、上野四段はプロ入り前に決勝に駒を進めていました。上野四段は31日の対局がプロ入り後3戦目で日本将棋連盟関西本部によりますと、プロデビューしてから最速での棋戦優勝だということです。 上野裕寿四段 「プロデビューをいい形で始められたのでよかった」「(きょうは)ずっと苦しかった将棋なので最後は運がよかった。将棋の魅力は終盤で逆転が起こりうる。そこがおもしろい」 新人王となった上野四段は藤井聡太八冠との記念対局にのぞむ見込みです。