【Steam NEXTフェス特集】ローグライトタクティカルRPG『Lost Eidolons: Veil of the Witch』は「試行錯誤」と「決断」が勝利のカギ!
Steamにて10月22日まで、「Steam NEXTフェス 2024年10月エディション」が開催中です。近日登場予定となっている、ありとあらゆるジャンルのタイトルの体験版が配信されるほか、開発者による実機プレイやストリーミングといったイベントも用意されています。 【画像全25枚】 そんな数多くのタイトルのなかから今回ピックアップしたのは、Ocean Drive Studioの手掛けるローグライトタクティカルRPG『Lost Eidolons: Veil of the Witch』。仲間とともに力を合わせて道を、そして運命を切り拓く“試行錯誤の連続”なRPGの魅力をご紹介します! 記憶を、失ったものを取り戻す旅路へ―不死の力で未来を掴め 本作は2022年にOcean Drive StudioよりリリースされたタクティカルRPG『Lost Eidolons』のスピンオフにあたる作品で、11月6日のリリースが予定されています。 帝国の暗躍により復活した死者がはびこる島を舞台に、「何度でも生き返る」力を持った主人公として、失った記憶や過去を取り戻すための冒険が繰り広げられます。 探索では5人のキャラクターを選択してパーティーを編成し、ランダムなイベントや戦闘を経てマップの最深部に待ち受けるボスを討伐します。戦闘はターン制でキャラクターの立ち位置が重要となるほか、スキルやそのアップグレード、レリックによってさまざまなビルドを楽しむことができます。 Steamのストアページによると、製品版では9人のプレイアブルキャラクターや200種類以上のスキル、数十種類のアップグレード、30個以上のレリックが用意されています。 デモ版ながらもかなりのボリューム!冒険は「試行錯誤」と「決断」が重要 さっそくデモ版のプレイ内容を交えつつ、本作のゲームシステムや戦闘などの要素を紹介していきます。 持っていた手紙に導かれるまま船旅へ出た主人公ですが、不運に見舞われ船は難破。謎の魔女との出会いを経て目を覚ますと、プレイヤーは孤島の海岸に流れ着いていました。 そこでプレイヤーは同じ船に乗っていた「エヴィー」「マルコ」の二人と出会い、協力してアンデッドと化した敵を倒すことに。キャラクターの移動やスキルの使用など、基本的なチュートリアルを含んだ戦闘が繰り広げられます。 なお、デモ版ではゲーム内の言語が韓国語と英語のみとなっており、日本語は確認できませんでしたが、Steamストアページによると製品版ではインターフェース・字幕ともに日本語に対応となっています。 ターン制の戦闘はグリッドベースで行われ、戦闘ユニットの移動や攻撃をそれぞれ指示していきます。キャラクターは2種類の武器を所有しており、戦闘中に自由に切り替えることが可能。防具と武器種には相性が設定されており、弱点となる武器種で攻撃することでより高いダメージを出せます。 エヴィーは回復魔法に長けたサポートを得意とするキャラで、一方のマルコは攻撃と防御のスタンスを切り替えて前線を支えます。それぞれのキャラクターが所持しているスキルはターン数によるクールダウンが設けられているので、どのタイミングで発動するかの判断が重要となります。 さらに、戦闘中にキャラクターがレベルアップすることでパッシブスキルやスキルなどの修得、ステータスのアップグレードが可能となっています。パッシブスキルはキャラクターの使い勝手を大きく変えるものもあり、例えばエヴィーであれば「近接攻撃時にメンバー全員のHPを回復するスキル」など、戦略の幅を大きく広げてくれます。 また、その後も街の防衛を担当する「エミール」と「ローラント」と出会い、パーティーは5人の編成に。本作では5人パーティーでの探索が基本で、隣接したマスに配置することでステータスを高めることができるほか、キャラクター同士の会話やイベントを通じて信頼度がアップしていきます。 探索ではプレイヤーが進む道を選ぶことができ、戦闘が起こるマスだけでなく、アイテムの補充ができるショップや回復のできるキャンプといったマスも。なかにはレリックを獲得できる場面もあり、戦闘時にさまざまな効果をもたらしてくれます。 また、戦闘やイベントを通じて装備のアップグレードを行うこともでき、基礎ステータスの上昇やさらなる追加効果などが発生します。確率で強化が失敗するハイリスク・ハイリターンなものや、どのキャラクターの装備を強化するかなど、プレイヤーの決断が重要となってきます。 ステージの最後にはボスが待ち受けており、ギミックへの対処やデバフ、ダメージのある地形の攻略などが求められます。単純に敵の数も多く、そのまま数で押し切られてしまうことも。 しかし、戦闘不能になってしまっても3回は任意のターンから復活してやり直せるので、キャラクターの動き方を変えてみたり、戦略を練り直したりと、試行錯誤を重ねる楽しさもあります。 今回のデモ版ではチャプター1とチャプター2が用意されていましたが、ひとつのチャプターでもキャラクターとの会話やストーリー、戦闘などかなりのボリュームとなっています。ターンベースの戦闘も倍速やスキップといった機能が用意されており、テンポよく進められるのも嬉しいポイントです。 一方、文章量があるもののデモ版では日本語に非対応なので、ストーリーを理解するのに時間を要してしまうのが残念なポイントでした。製品版では日本語に対応とのことなので、さらに物語の世界へ没入できることを期待します。 『Lost Eidolons: Veil of the Witch』はPC(Steam)向けに11月6日配信予定です。
Game*Spark kurokami
【関連記事】
- ローグライト風タクティカルRPG『Lost Eidolons: Veil of the Witch』最新ゲームプレイ映像!不死の力を得た主人公が過酷な戦いに挑む【Future Games Show】
- 『Fell Seal』デベロッパー最新作、傭兵タクティカルRPG『Pathbreakers: Roaming Blades』発表―危険ダンジョンやモンスター溢れる大地で富と名声をつかめ
- ユニットや障害物で囲んで即撃破!ポップなSDキャラで過酷な戦いを生き残るタクティカルRPG『リバースアーク』Steamで配信開始
- プレイヤーの選択が運命を切り開く!5年半の個人開発によるファンタジーローグライトRPG『Brave and Desire』Steamにて配信開始
- HD-2D版『ドラクエ3』新たな比較動画がお披露目! 照明表現が美しい「ノアニール西の洞窟」での冒険を紹介