「洗濯のプロ」が教える 梅雨の洗濯の悩み“生乾きのにおい”解決法
日テレNEWS NNN
梅雨のこの時期、洗濯の悩みといえば「生乾きのにおい」。それを抑える“プロの洗濯法”を聞きました。 ◇ 異例の暑さが続く、今年の梅雨。東京都内では6日、日中晴れていたものの、夕方には突然急な雷雨に見舞われました。変わりやすい天気に、街の人からは洗濯のタイミングに悩む声も聞かれました。 主婦(40代) 「ついつい(洗濯物を)外で乾かしたくて、そのまま(外に干して)出て、雨に遭ってやり直し」 主婦(40代) 「天気予報、出かけるときはまめにチェックして、ちょっとでも雨が降りそうなときは、家の中で干す」
気象情報サイト「ウェザーニュース」によると、梅雨の時期は「乾かない」「生乾き臭」「部屋干しで室内がジメジメする」という、3つの悩みを抱えている人が多くいるといいます。 そんな梅雨の時期の洗濯の悩みを少しでも取り除くため、みなさんから聞いたギモンを、“洗濯のプロ”ライオン・お洗濯マイスターの大貫和泉さんに、解決してもらいました。 最も多く聞かれたのが… 主婦(30代) 「乾かなくて、かなり時間がたってから室内で乾かして取り込むと、においがしたりとか、そういったことで悩んでいます」 室内で時間をかけて干すことで感じる、いや~な「におい」について、プロが教える主な解決策は、4つ。
ライオン・お洗濯マイスター 大貫和泉さん 「洗濯をしても(においが)とれない場合、つけ置き洗いをするのが効果的」 まず、洗濯機に入れる前に約40℃のお湯に洗剤と漂白剤を入れ、約2時間つけておきます。 ライオン・お洗濯マイスター 大貫和泉さん 「2時間たったら、洗濯機で普段通り洗濯すれば大丈夫。菌と汚れをしっかり落とすことができます」 洗濯機に入れる際も、一工夫。
ライオン・お洗濯マイスター 大貫和泉さん 「バスタオルがにおうなと感じる場合、バスタオルはこのように広げて入れていきます」 一番洗浄力が高いという洗濯槽の「一番下」に、においが気になるものを「広げて入れる」ことです。ドラム式洗濯機の場合でも同じだといいます。 そして洗濯が終わり、憂鬱(ゆううつ)な“部屋干し”にとりかかるときは…