イム・ジヨン主演のドラマ「オク氏夫人伝」未放送分が海外で流出…中国内のプラットフォームに遮断措置
ドラマ「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」の未放送分が、中国語の字幕で海外で違法配信されたことが確認され、制作会社SLLが著作権の保護に乗り出した。 「オク氏夫人伝」は、主人公のクドク(イム・ジヨン)の生き様を通じて、奴婢の人生と彼らの現実的な問題を中心にストーリーを展開し、好評を得ている作品だ。韓国では毎話、最高視聴率を更新しており(ニールセン・コリア 有料世帯基準)、海外でもNetflixグローバルTOP10テレビ(非英語)部門にランクインするなど、人気を博している。グローバル視聴者たちの高い関心を証明するかのように、最近の作品の中では珍しく、海外サイトで未放送分が先に配信される問題が発生した。 正式に輸出したり、版権の契約を締結しないままコンテンツを共有、配布するのは明白な違法行為だ。SLLは、問題が発生した中国内のプラットフォームに対し、遮断措置を取るなど、即時対応に乗り出した。現在、海外の取引先と協力し、ファイルの共有およびローカライズの過程で発生しうるセキュリティホールを分析しており、関連手続き全般も確認している。 また、制作コンテンツの海外流出防止システム全般を確認し、ファイルの転送およびローカライズの過程でのセキュリティの手続きを強化する方針だ。このような違法コンテンツのリンクをクリックすると、個人情報の流出やパソコン、携帯電話の口座情報などがハッキングされる可能性があるため、迅速に対応に踏み切ったとみられる。 SLLの関係者は「最高裁判所の判例によると、違法コピーされた『オク氏夫人伝』のコンテンツにつながるリンクを流布する行為は、著作権侵害を幇助する行為に値し、民事・刑事上の責任を負う可能性が高い」とし、「制作陣と俳優の努力だけでなく、視聴者の方々にも被害を与える。コンテンツの生産と消費の根幹を損ない、コンテンツ産業全般に悪影響を与えかねない追加流布およびスポイラー(ネタバレ)などの行為は、直ちに中止してほしい」と伝えた。
イ・スンギル