「macOS」で保存したパスワードを書き出すには
4. パスワードを書き出す 「システム設定」>「パスワード」セクションに戻り、(ウィンドウ上部の)検索バーの右端にあるドロップダウンをクリックする。ドロップダウンから「すべてのパスワードを書き出す」を選択する。プロンプトが表示されたら、ポップアップで「パスワードを書き出す」をクリックし、先ほど作成したフォルダーにファイルを保存する。 エクスポートされたファイルはプレーンテキスト形式なので、任意のテキストエディターで開いて、内容を確認することができてしまう。 これを修正しよう。 フォルダーを暗号化する 1. 「ディスクユーティリティ」を開く 「Launchpad」を開いて、ディスクユーティリティと入力し、ランチャーが表示されたら「Enter」キーを押す。この操作により、ディスクユーティリティアプリが起動する。 2. 新しいイメージファイルを作成する ディスクユーティリティを開いた状態で、「ファイル」>「新規イメージ」>「フォルダからのイメージを作成」の順にクリックする。ファイルピッカーが開いたら、先ほど作成した新しいフォルダー(エクスポートされたパスワードファイルが格納されている)に移動して選択する。 3. イメージの設定を行う イメージファイルに名前を付けて、そのファイルを格納するディレクトリーを選択し、「暗号化」ドロップダウンをクリックして、256ビットAES暗号化を選択する。その後、イメージのパスワードを入力して確認するように求められる。必ず強力で一意のパスワードを使用してほしい。このタスクの完了後、「保存」をクリックすると、イメージファイルが完成する。 最後に、プレーンテキストのパスワードファイルを削除する。このステップを忘れないでほしい。そうしないと、あなたのコンピューターにアクセスした人間にそのファイルを見つけられて、中身を見られてしまうおそれがあるからだ。 パスワードファイルを使用する必要があるときは、.imgファイルをダブルクリックして、暗号化パスワードを入力する必要がある。これにより、プレーンテキストファイルを含むフォルダーが開くので、何らかの問題が発生したときは、そのプレーンテキストファイルをインポートするといい。 macOSでパスワードをバックアップする手順の説明は、以上である。前にも述べたように、最善の方法は、ウェブブラウザー(やインストールしたアプリ)にパスワードを保存させるのではなく、適切なパスワードマネージャーを使用することだ。後者の方がはるかに安全で、信頼性も高い。 この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。