相模原が黒岩神奈川県知事にシーズン終了報告 PR細田隼都「来年はプレーオフに」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部を9位で終えた相模原が10日、横浜市の神奈川県庁を訪れ、黒岩祐治知事にシーズン終了を報告した。 初の1部だった2022年度は10位で入れ替え戦に回り残留。2季目の1部で順位を1つ上げ、入れ替え戦も回避した。石井晃ゼネラルマネジャーは「6勝10敗の成績で、頑張ったといわれるが、よく考えれば6つしか勝っていない」と足元を見つめる。黒岩知事は「われわれには2019年のW杯を横浜、神奈川で盛り上げたという自負がある。もう一度、神奈川県からラグビーをという気持ちは強い」と述べ、「相模原にはリニアの駅もできるし、ラグビーが強くなって相模原で降りたいというファンが増えれば」と、ようやく計画が進展するリニア新幹線にかけて激励した。 リーグワンは来季、プレーオフ進出チームを現行の4から6に拡大する意向。神奈川県出身のPR細田隼都は「チームの目標である2027年の優勝へ向けて、まずは来年ベスト6に入り、プレーオフで戦いたい。神奈川のラグビーがもっと発展するように力を尽くしたい」と意欲を口にした。また、チームは初めて神奈川・藤沢市にある神奈川県スポーツセンターで、9月に合宿を行う予定。〝地産地消〟でさらなる飛躍を目指す。