【日本ダービー】武豊の最多勝更新は来年に持ち越し キタサンブラックの半弟シュガークンは7着
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] 26日、東京競馬場で3歳馬の頂点を決める第91回日本ダービー(芝2400メートル)が行われた。 ダービー歴代最多6勝の武豊を背にGⅠ初制覇を狙ったシュガークン(牡・清水久)だが、2番手から4角先頭に並びかけ、直線一旦は先頭に立ったものの、そこから踏ん張り切れずで7着に終わった。 今回が歴代最多となる35回目の騎乗だった武豊。前人未到となる7度目のダービー制覇を狙ったが、〝ビッグレコード〟は来年以降に持ち越しとなった。 今年の2月(新馬戦2着)にデビューしたシュガークンはGⅠ7勝を挙げたキタサンブラックの半弟。14着に大敗した兄のリベンジはならなかった。これで、年明けデビュー馬のダービーVは2000年アグネスフライト以来24年間途絶えていることになる。 また、青葉賞勝ち馬だったシュガークン。同レース2着ショウナンラプンタともども、敗れたことで「青葉賞組はダービーを勝てない」というジンクスは今年も継続した。ちなみに青葉賞出走馬の最高着順は2着で、1994年エアダブリン、2002年シンボリクリスエス、2003年ゼンノロブロイ、2006年アドマイヤメイン、2011年ウインバリアシオン、2012年フェノーメノの6頭が記録している。
東スポ競馬編集部