渋谷区が路上飲みの規制強化へ 「飲まないで」通年禁止で規制エリアも拡大
東京・渋谷区が路上飲酒を通年で禁止する条例の改正案成立に向けて準備しています。週末の渋谷では、路上飲みが相次ぎ、酔った外国人がけんかで流血する騒ぎも見られました。 【画像】路上飲み通年禁止へ 渋谷駅周辺の規制エリア拡大も
■路上飲み「通年禁止」渋谷駅周辺はどう変わる?
渋谷区で路上飲みが問題視されたのは、2018年のハロウィンで、軽トラックを横転させ破壊する事件があり、逮捕者も出て、路上飲酒が問題になりました。 翌2019年に路上飲みを禁止する条例が施行され、ハロウィンや年末カウントダウンの期間は、渋谷駅周辺の夜間の路上飲酒が禁止になりました。 路上飲みの規制強化について、 渋谷区安全対策課課長の東浦さんは、 「『飲まないで』と、年中言わないとダメなレベルにまで渋谷がなってしまった」 と話しています。 渋谷区では、『路上飲酒を通年で禁止する』条例の改正案が、6月3日に区議会に提出されました。 2024年10月からの施行を目指しています。 渋谷駅周辺はどう変わるのでしょうか。 これまでの条例よりも、路上飲み禁止のエリアが拡大します。 そして、路上飲みが通年禁止となり、午後6時から翌朝5時まで、対象エリアの路上でお酒を飲むことが出来なくなります。 路上飲酒を止めることはできるのでしょうか。 10月からの条例改正案では、違反者への罰則はありません。 東浦さんによると、 「(条例を改正して)効果が無ければ、罰則のペナルティーでお金を取るという話になっていくと思う」ということです。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月10日放送分より)
テレビ朝日