河東のイメージキャラクター「皆鶴姫」「義経」の蜂蜜発売へ 福島県会津若松市の長嶺養蜂場 会津身不知柿から採蜜
福島県会津若松市の長嶺養蜂場は、河東地域イメージキャラクターの「皆鶴姫」「義経」を活用したハチミツを8月下旬に発売する。新商品は河東町の会津身不知柿の花から採蜜し、ほどよい甘さとフルーティーな味わいが楽しめる。 キャラクターを使った商品の第1弾で、200グラム入りの「皆鶴姫蜜」が直販価格(税込み)1140円、250グラム入りの「義経蜜」が同1370円。それぞれキャラクターイラストのシールを貼付した。市内のJA直売所に並ぶほか、24日の「かわひがし皆鶴姫まつり」に合わせ、市河東支所の展示ブースで売り出される。 皆鶴姫は地元に伝わる伝説の女性で、慕っていた源義経を奥州まで追ってきたが、河東で病に倒れ、やつれた自分の姿が映った池に身を投じたとされる。この言い伝えを地域活性化につなげようと、河東地域づくり委員会が昨年度にキャラクター作成を企画。今年度から活用を呼びかけていた。 長嶺養蜂場社長の長沼久雄さん(65)は「河東に伝わる伝説と、町の魅力を感じながら味わってほしい」と話している。