山形放送

山形県選挙管理委員会が16日開かれ、次期県知事選挙を来年1月9日告示、1月26日投開票の日程で行うことが決まりました。現在のところ現職の吉村知事を含め出馬を表明している人はいません。 県庁で開かれた選挙管理委員会では、来年2月13日の任期満了に伴う次期県知事選挙の日程が話し合われました。より多くの有権者が投票しやすいよう、過去の気象データや大学共通テストの日程などを踏まえて、告示日を来年1月9日・木曜日、投開票日を1月26日・日曜日に設定しました。 県選挙管理委員会　安孫子幸一書記長「投票日を1月18・19日にすると大学入学共通テストと重なる。比較的若い人たちの投票率が低いのでその日を避けてなるべく多くの人に投票してもらえる日程を考えた」 現時点で次期知事選への出馬を表明している人はいません。 現在4期目の吉村知事はこれまで、次期知事選への対応について「7月の大雨被害の復旧・復興が最優先」として明言を避け、態度を明らかにしていません。しかし、支援者など周辺では吉村知事の5期目を目指しての出馬が既定路線との見方が広がっています。 一方、前回2021年の知事選で対抗馬を擁立した自民党県連の対応について、県連の幹部は「候補者の擁立に向けて模索中」としていますが、擁立作業は難航している状況です。 選挙管理員会では議員の辞職に伴い1人欠員している県議会議員、酒田飽海郡選挙区の補欠選挙の日程も決まりました。告示は来年1月17日で投開票は知事選と同じ1月26日に行われます。