発生から5日目…捜索再開に向け土砂の撤去作業続く 奈良
日テレNEWS NNN
奈良県下北山村で起きた土砂崩れは、発生から5日目です。現場では、下敷きになっている可能性がある男性の捜索再開に向け、土砂の撤去作業が続いています。 今月23日、奈良県下北山村の国道で道路脇の斜面が崩れ、少なくとも1台の車が下敷きになっている可能性があります。現場では26日、土砂の中から車のバンパーとスペアタイヤなどが見つかり、ナンバーは行方不明になっている和歌山県の70代の男性の車と一致したということです。 消防は現在、二次災害の恐れがあることから、車の掘り起こしなどの捜索活動を中断していて、不安定な土砂の撤去を進めています。 吉野消防署・堀宏道署長「(斜面を)少し触っただけで、土石流のように土砂が落ちてきていて、よくきのう、作業中に落ちてこなかったなと」「呼びかけても(声は)もう帰ってきていない」 捜索活動の再開は早くても27日夕方以降になる見込みだということです。