【阪神】昨季日本一に輝いた京セラで2戦連続完封負け…交流戦勝ち越し可能性消滅
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-0阪神>◇12日◇京セラドーム大阪 阪神が「関西ダービー」で2戦連続の完封負けを喫し、今年の交流戦勝ち越しの可能性が消滅した。2戦連続の完封負けは、開幕戦だった3月30日、31日巨人戦(東京ドーム)以来。交流戦でオリックスに2戦連続完封負けを喫すのは、初めてとなった。 【写真】天井直撃のファウルを打ち上げる佐藤輝明 オリックス先発のエスピノーザを前に、5回まで走者を出すこともできなかった。3回2死から坂本が10球ファウルと驚異の粘りを見せるも、16球目のスライダーを三ゴロ。5回までに81球を投げさせたが、快投を許した。 6回1死から、木浪がこの日チーム初安打となる中前打。しかし後続2人が打ち上げて、走者を進めることができず。7回には2死から近本の内野安打、糸原の右前打から、渡辺が四球を選んでエスピノーザをマウンドから降ろすも、代わった富山を前に佐藤輝が空振り三振。好機を生かすことができなかった。 阪神先発の大竹耕太郎投手(28)も3回まで1安打無失点と好投するも、6回7安打4失点で4敗目。今季ワーストタイの失点で、阪神移籍後の交流戦では昨年に続いて6試合目でも勝ち星を手にすることはできなかった。 昨季、日本一に輝いた京セラドーム大阪で、2戦連続の完封負け。この日も苦しい敗戦となった。