中日・梅津晃大、甘え脱却します 殻破り『甘津』におさらば、井上監督「来年は中6日で回ることを目指して」
◇13日 中日秋季キャンプ(沖縄) 沖縄・北谷での秋季キャンプに参加している中日・梅津晃大投手(28)が”脱・甘津”へまい進している。沖縄での初日からブルペン入りを皆勤で続け、ランニングやトレーニングにも精を出しているが、来季中6日での先発ローテ入りに向けて、井上一樹監督(53)は「いつも僕に『甘津、甘津』と言われている。もう一皮でしょう」と期待した。 甘い自分に決別せよ。今キャンプでの動きが良い選手を聞かれた井上監督はいの一番に梅津の名前を挙げて、「顔つきが変わりましたね。いつも僕に『甘津、甘津』と言われている。自分に甘いところの殻さえ破れば。もう一皮でしょう」と語った。 沖縄でのキャンプが始まった9日から練習日は毎日ブルペンに入っている。この日は47球。1日30~40球を目安としており、1週間に一度ブルペンに入って100球以上を投げた昨年とは違う取り組みで、「バランスやコントロールが課題。昨年もいい練習でしたが、毎日体の状況が違う中で修正できるかをやりたい」と意図を説明した。 指揮官の激励は先発ローテを回ってほしいというメッセージだ。今季1軍での中6日登板は一度のみ。多くが中10日前後の間隔を空けていたが、井上監督は「(状態が)良ければ中6、7日でいいと思っていた。来年は中6日で回ることを目指してほしい。梅津と松木平には成長してもらわないと困る」と語る。殻を破るため、今こそが限界に挑戦する時期だ。
中日スポーツ