【甲子園】「投手戦も楽しかったけどこれは...」大会通じてわずか7本、夏大会52年ぶりのHRの少なさに反応さまざま「これが野球本来の姿」
第106回全国高校野球選手権大会は8月23日、決勝戦が行なわれ、京都国際が関東第一(東東京)を延長10回のタイブレークの末に2-1で破り、悲願の初優勝を達成した。今年からバットの規格が変わり、低反発のものになった影響からか、夏大会では21年ぶりのホームラン無しでの制覇となった。 【画像】接戦の好ゲームが続く甲子園 投手の負担軽減や事故防止などを目的に規定が変わった高校野球のバット。春センバツでは柵越え本塁打はわずか2本で、今大会でも14日間48試合で放たれた本塁打はわずか7本だった。これは1972年以来の少なさで、金属バットが採用された1974年以来でも最も低い数字になった。 大会第1号は19試合目、東海大相模(神奈川)の柴田元気が富山商戦で記録したもの。以降も智弁和歌山の花田悠月が木製バットでHRを放ち、関東第一の高橋徹平が準々決勝で第7号を放って以降は準決勝、決勝と本塁打が出なかった。 この様子を見たファンからは、 「さすがにこれまでの金属バットは飛び過ぎだった。これが野球本来の姿だろう」 「ある程度のエンタメ性が無いと次の世代の子どもたちが高校野球に興味を持たなくなってしまうかも」 「投手戦も楽しかったけどこれは...もっとホームラン見たかった」 「守備の重要性が高まって良いと思う」 とネット上では賛否両論の声が上がっている。 構成●THE DIGEST編集部
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