韓国企業の9割「人口構造の急変で求人難」…外国人・ヤングシニアに「突破口」
【08月15日 KOREA WAVE】韓国の就職情報サイト「サラムイン」傘下のサラムインHR研究所が、企業220社を対象に調べたところ、89%の企業が人口構造の急変による志願者不足などで採用に困難をきたしているとの調査結果が出た。 少子化による青年人口の減少とベビーブーム世代の引退で、産業の現場で労働者不足が加速化しているためだ。 一方、求人難の深刻化を受け、多くの企業が、外国人やヤングシニア人材の採用に関心を高めている。外国人採用については、39.5%が「関心を持っている」と回答。分野別でみると、製造・建設企業(51%)が非製造企業(34%)より多かった。また、外資系企業(48%)が、国内企業(40%)よりやや多かった。 外国人採用時に憂慮する事項としては「コミュニケーション問題」(77.6%、複数回答)が最多だった。 ヤングシニア採用については、回答企業の41.4%が「関心がある」とした。企業規模別にみると、求人難が激しい中小・スタートアップ(45%)が、大企業(28%)よりも関心が大きかった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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