まるでシンデレラの世界!ウィーンオペラ座で、今年も華麗すぎる舞踏会が開催
オーストリアの上流社会の年次イベントであるデビュタント舞踏会が、2月8日にウィーンで開催された。この格式高いイベントには、実業家のプリシラ・プレスリーとオーストリアのアレクサンダー・ファン・デル・ベレン大統領も参加した。 【写真】2024年ウィーンに集った、美しすぎるドレス姿の女性たち! まるでおとぎ話のような夜。2月8日、伝統的なオーストリアのデビュタント舞踏会は、160人の若い女性とそのパートナーをウィーンオペラ座に招待した。プロトコルに基づくダンスと厳格なドレスコードが用意されていた。オーストリアのブルジョワ階級のデビュタントたちは皆、自ら選んだ白いドレスと白い手袋に身を包んだ。マーメイドカットからバルーンショルダーが特徴のロマンチックなドレス、シンデレラのようなプリンセスドレスまで、さまざまなスタイルが見られた。
スワロフスキーとのパートナーシップ
素材の選択に関しても、サテン、レース、そしてチュールが調和して、美しいバランスを作り出していた。髪をシニヨンに結ったデビュタントたちは、70年以上にわたって舞踏会のパートナーであるスワロフスキーのティアラを身につけた。オーストリアの王室御用達ジュエリーにインスパイアされたジュエリー・アクセサリーだ。男性は、白のネクタイにブラックスーツだった。 舞踏会の直前、オペラ座から徒歩2分のホテル・ザッハーで晩餐会が開かれた。細心の注意が払われたこの晩餐会は18時30分ちょうどに開始した。ゲストの中には、プリシラ・プレスリーとオーストリアのアレクサンダー・ファン・デル・ベレン大統領もいた。舞踏会は国歌斉唱で幕を開け、リトアニアのメゾソプラノ歌手エリーナ・ガランチャと、国際的な大舞台で活躍するポーランドのテノール歌手ピョートル・ベツァワが登場した。 ダンス、歌、オーケストラの演奏が25分ほど続いた後、オペラ座の客全員がワルツを踊った。ホールの5つのフロアでは、ゲストの音楽の好みに合わせてさまざまな夜のイベントが催された。宴は朝の5時まで続いた。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)