有名アーティストの協力も効果薄…「手越祐也」ソロ活動の最新アルバムが厳しい結果も「危機感ゼロ」
’20年6月19日に旧ジャニーズ事務所(現「STARTO ENTERTAINMENT」)を退所し、翌年にソロデビューを果たした元NEWS・手越祐也。現在も精力的に音楽活動を行っており、今年1月24日には2ndミニアルバム『絆 -KIZUNA-』をリリースした。しかし先日、オリコンのアルバムランキングが発表されたところ、週間記録は5000枚を下回る結果に。厳しい現状が数字で現れてしまった。 【画像】すごい…!手越祐也が”チャラ男全開”でお台場のフェスに現れ…! 手越は、’03年11月に「NEWSニッポン」でインディーズデビュー。当時は9人組だったが、メンバーの脱退を経て’11年には手越、加藤シゲアキ、小山慶一郎、増田貴久の4人体制に。以降、手越は『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)などのバラエティで活躍し、パフォーマンスでは高い歌唱力を見せつけるなど、“グループの顔”となっていった。 そんな手越は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出された期間中、酒席に参加していたとして、’20年5月26日より活動を自粛。グループに戻ることなく、6月19日をもって事務所を離れた。 「手越は、退所後の6月23日に緊急記者会見を実施。事務所を辞めた理由や、今後の活動について話しました。会見の中で、本人は今後も自分がこだわりを持ってやってきた“歌”を主軸に活動していきたいと宣言。翌年7月7日、フォーライフミュージックエンタテイメントから1stデジタルシングル『シナモン』をリリースし、ソロデビューしました」(芸能ライター) その後もコンスタントにライブを行い、ソロアーティストの道を突き進んでいる手越。最新のミニアルバム『絆 -KIZUNA-』は、1月23日付のオリコンデイリーアルバムランキングで6位にランクインし、週間アルバムランキング(2月5日付)では9位に初登場した。さすがは元NEWSの手越、見事トップ10入りを果たしていたが……。 「週間ランキングによれば、アルバムの売り上げは4989枚というやや寂しい数字でした。このランキングを見ると、1月10日発売のSixTONESのアルバム『THE VIBES』が6位に着いており、7669枚を売り上げていました。SixTONESは手越の後輩にあたり、’20年1月にCDデビュー。最新アルバム『THE VIBES』は初週49.7万枚と大ヒットしていたのですが、さらに売り上げを伸ばして手越の新譜の初週記録をも上回っていました」(前出・芸能ライター) なお、手越のアルバムはデジタル配信もされているが、オリコンの週間デジタルアルバムランキングだと、916回ダウンロードされており、2位を獲得していた。配信で音楽を聴くファンも多いのか、順位としてはこちらのほうが良い成績を残せたようだ。また、フォーライフミュージックのX(旧ツイッター)アカウントは、音楽配信サイト・レコチョクのウィークリーランキング(アルバム・ハイレゾアルバム部門)で『絆 -KIZUNA-』が1位に輝いていたとも報告している。 「とはいえ、トータルの売り上げを見る限りは『売れている』とは到底言い難く、世間的にもCDをリリースしていることさえ、知らない人のほうが多いでしょう。YouTubeの『手越祐也チャンネル』にコンサートなどでの歌唱動画をアップしているのですが、再生回数は1ケタ万回台がザラにありますから。1月24日にニューアルバムの収録曲『Gluttony』のミュージックビデオを公開したものの、2月9日時点で15万台に留まっています」(前出・芸能ライター) ただ、このアルバムの制作には豪華アーティストが関わっている。手越は『スペプラ手越』(スペースシャワーTV)というレギュラー番組でMCを務めているが、今作は番組で出会ったアーティストから楽曲提供を受けたコラボレーションアルバムなのだ。 「ロックバンド・Novelbrightの竹中雄大&山田海斗、BLUE ENCOUNT・田邊駿一、シンガーソングライター・眉村ちあきといった話題のアーティストが集結。2月1日より、アルバムを引っさげた全国ツアー『手越祐也LIVE TOUR 2024』もスタートし、SNS上ではファンが感想をポストするなど、盛り上がっていました。事務所退所後も手越についてきた人たちなど、熱心なファンに支えられているのでしょう」(前出・芸能ライター) 2月2日付のインスタグラムで、今回のライブについて「充実してるー」(原文ママ)とつづっていた手越。本人としては現状に満足しているのかもしれないが、持っているポテンシャルを考えると、もっと数字があってもおかしくないはずだ。これからの活躍に期待が高まっている。
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