早川町に44年ぶりとなる新しい町長が誕生しました。任期満了に伴う早川町の町長選挙が告示され、新人の深沢肇さんが無投票で初当選を果たしました。 【写真を見る】「背中を押してくれた辻町長には感謝しきれない」　44年ぶりの新町長誕生　新人の深沢肇さんが無投票当選　山梨・早川町 29日に告示された早川町長選に立候補を届け出たのは深沢肇さん（69）で、他に届け出はなく深沢さんが無投票で初当選を果たしました。 深沢さんは早川町の元職員で町の教育長などを務めました。 公約に飯富病院の安定的な経営や空き家を活用した人口減少対策などを掲げています。 早川町長選 初当選　深沢肇さん: 「皆様のご意見ご要望、意見を十分聞きながら教えてもらいながら、町民と共に歩んでいきたいと思っている。私の背中を押してこの場に立たせてくれた辻町長には本当に感謝しきれません」 早川町は辻一幸町長が1980年から44年、現職で全国最多の11期町長を務めていて、今期限りで勇退する辻町長も深沢新町長のかじ取りに期待を寄せました。 辻一幸町長: 「みんなが安心して豊かに暮らせて行ける町になればいい。そのことを深沢新町長に期待していきたい」 早川町では11月15日に辻町長の引退式が行われ、16日に深沢町長の任期がスタートします。