さいたま市西区 強盗予備事件 新たに2人逮捕
ことし8月、さいたま市西区の住宅で強盗をしようとしたとして、新たに男2人が逮捕されました。 強盗予備の疑いで逮捕されたのは、東京都新宿区の建設業・奥隅勇太容疑者(37)と、北海道旭川市の無職の19歳の男です。 警察によりますと、2人はことし8月、鈍器のようなものを持って、さいたま市西区指扇の34歳の男性宅に向かい、強盗の準備をした疑いが持たれています。 奥隅容疑者は容疑を認め、19歳の男は「4人でレンガを持って現場に行ったが強盗は知らなかった」と一部否認しているということです。 事件をめぐっては10月17日、別の2人が逮捕されています。 捜査関係者によりますと、2人は秘匿性の高いアプリで指示役から「レンガでガラスを割って家に侵入し、男性と60代の両親を脅迫して現金を奪え、400万から500万円あるから」という趣旨の命令を受けたということです。 2人はすでに神奈川県内の別の事件で逮捕されていて、使っていたスマートフォンの解析などから、事件への関与が浮上したということです。 県内ではこれまでに強盗致傷など4つの事件が確認されていましたが、今回の逮捕ですべての実行役が逮捕されたということです。 また、警察は指示役が神奈川県の事件と同一人物の可能性もあるとみて捜査しています。