MISIA「石川県でなにか音楽フェスのようなものを」 被災地の中学校で炊き出し
日テレNEWS NNN
歌手のMISIAさんが21日、1月に発生した能登半島地震の避難所である輪島市立東陽中学校を訪れ、サプライズで炊き出しに参加。地元のシェフが作ったビーフシチューなどを、体育館に避難している住民らおよそ250人に届けました。 【画像】能登半島地震の被災地で炊き出しを行ったMISIAさん 石川県森林公園の名誉園長を務めるなど石川県はゆかりの地となっているMISIAさん。先月もライブ終演後に避難所を訪れていました。 避難している人の中に、被災前最後にMISIAさんの演奏をテレビで見たという人に話を聞いてみると、「テレビで紅白の録画を最後まで見てから、震災にあったんで。最後まで見た日に…会えてうれしいです、本当に」と話し、また別の住民は「地震でいまどこに住んでるの?とか、すごく気にかけてくれてすごく優しい人でした。(ビーフシチューは)もったいなくて食べられないかもしれないです」と思わず涙してしまう人もいました。 さらに、MISIAさんは囲み取材で「私にとっては自分の音楽を通してみなさまが元気になったり、笑顔になってくださるというのが何よりのよろこび」と語り、続けて「石川県でなにか音楽フェスのようなものを開いて復興のお手伝いができたら良いなと思いますし、現地の方と今何が必要なのかということを私たちも学びながら今後も関わり続けていきたいなと思います」と今後も被災された方々に寄り添っていくことを語りました。 (2月21日放送『news every.』より)