【ロッテ】中村奨吾、サヨナラピンチも好守連発で執念ドロー「必死に守っているだけです」…19年ぶりの10連勝に望みをつなぐ
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3―3ロッテ=延長12回規定により引き分け=(神宮) ロッテの中村奨吾内野手が、好守連発で執念のドローをもぎ取った。この日は延長11回に代打で途中出場。11回の守備では1死一、二塁でオスナの痛烈な打球をさばき、併殺処理。12回には2死一、三塁で西川のライナー性の打球をダイビングキャッチし、好守でサヨナラ負けを阻止した。中村奨は「1点もやれない状況でしたし、必死に守っているだけです」と振り返った。 同点の延長11回の代打では、左翼ポール際にあわやホームランの会心の当たりを放ったが、惜しくもファウルに。それでも6球目のスライダーを捉え、中前にクリーンヒットとし、「代打で出て、1本が出てよかったです」と手応えを口にした。 今季4度目の引き分けで、2005年に12連勝を飾った時以来、19年ぶりとなる10連勝に望みをつなげた。12戦負け無しとチーム状況もいいだけに、「みんな調子がいいので、自分もそこに乗って行けたらいいなと思います」とうなずいた。
報知新聞社