アドバンスト・メディア、「AI茨ひより」に画像認識機能追加 「ニコニコ超会議」でお披露目
音声認識ソフトを手掛けるアドバンスト・メディアのAI(人工知能)を基盤として、茨城県公式VTuberをAI化した「AI茨ひより」に画像認識の新機能が加わり、4月27、28日に開催された「ニコニコ超会議2024」でお披露目された。 【関連写真】画像認識した食べ物をレビューした AI茨ひよりは、同社の主力AI音声認識エンジン「AmiVoice」を活用して、自然な会話を実現する対話アバター「AI Avatar AOI」(アバター・アオイ)のシステム上で動作する。アバター・アオイは、主に企業や自治体の窓口などで導入され、AI茨ひよりもその一環だ。 今回追加された画像認識機能によって、来場者が手にする物体の特徴をとらえ、正確性の高いレビューを行えるようになった。例えば、同県特産の干し芋のパッケージをAI茨ひよりに見せると、干し芋の特徴を紹介しつつ県の魅力をアピールしてくれる。 来場者の服装などの特徴に触れ、今日の運勢やラッキーアイテムを教えてくれる占い機能も実装された。 タブレット端末で「話す」「占う」「見せる」を選ぶとさまざまなコミュニケーションが楽しめる。 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれた「ニコニコ超会議」の茨城県ブースでは、県職員でもある茨ひよりが来場者とさまざまなコミュニケーションを交わし、茨城の魅力を発信した。
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