海望む「高級シニアレジデンス」 最高峰医療で24時間見守り 食事は専属シェフが提供
■一番の決め手は「介護、医療、最後のみとり」
入居されている人に話を聞きました。 入居者 永田さん(82) 「(Q.こちらを選んだ理由っていうのは何だったんですか?)実際に見に来まして、今、入っている部屋を見て一発で決めました。たまたまその部屋が山が見える、それから海が見える、それも勝浦側と鴨川と両方の海が見える部屋なんですね」 永田さんは先に妻を亡くし、身一つで入居してきました。 部屋からの眺めを見せてもらうと、一面のマウンテンビューが広がり、その両サイドには海も望むことができます。 永田さん 「私、小学・中学、飛騨の高山なんです。山が小さい時育った山のイメージに非常に似ている。ということで一発で決めました」 夢見た景色に囲まれた終(つい)のすみか。ここに来てできた新たな友人にも囲まれ、充実した日々を送っているといいます。 しかし、一番の決め手は別にあるといいます。 永田さん 「一番は介護、医療、最後のみとりまで全部やってくれるということで、それが最初の理由ですね」
■日本トップ3病院との医療提携
高齢になるにつれて増える健康への不安。多くのシニアレジデンスとは一味違うポイントがあるといいます。 堀田総支配人 「シニアサービスレジデンスでございますので、一番大切なのは医療介護という意味で亀田メディカルセンターと医療連携。すぐ近くにありますので、そこが一番ご入居者様のここに住まわれる理由だと思います」 施設からおよそ1キロの距離にあり、国内外から連日2500人もの患者が訪れる、亀田メディカルセンター。合わせて35の診療科を有していて、医療・介護・福祉などの幅広い分野で専門性の高いサービスを誇ります。 1995年には日本で初めて電子カルテを導入し、2022年には新型コロナウイルスの拡大を受けて空気感染対策の手術室を増設するなど、医療の質の向上に取り組んでいます。 そうした医療体制や患者の満足度などが評価され、今年「Newsweek」が発表した「World’s Best Hospitals」の日本の病院ランキングにおいて、1位の東京大学医学部附属病院、2位の聖路加国際病院に次いで3位にランクインしました。 亀田メディカルセンターと医療連携している一番の強みは? 堀田総支配人 「ここが亀田病院のクリニックになっていまして、ちゃんとドクターもいて、リハビリなんかもできるようになっています」 建物内には「亀田浜荻クリニック」が併設されていて、診療科をまたいだ最適な医療を受けることができ、急な発熱などの体調不良時に居室への往診、定期的な訪問も行っています。 亀田浜荻クリニック 夏目隆史医院長 「ただ単に場所が良くて、建物が立派で、サービスが良くてっていうことだけじゃなくて。それにプラスアルファの医療について亀田とタイアップしてきちんと面倒見ますよっていうのがついているので」 玉川さん 「こちらにこういうような連携とかもあることによって、救われた命にしても、症状にしても、そういうふうな方っていらっしゃるんですか?」 堀田総支配人 「たくさんいらっしゃいます。やはりここでもう24時間、看護・介護でご入居様を見守りしているということがなせる技だと思いますね」 施設では食事面でも健康をサポートする体制が整えられています。 ダイニングで出される食事は、専属のシェフが栄養と健康に配慮し、和洋中とバラエティーに富んだメニューを提供しています。 玉川さん 「おいしいです。これ毎日食べられるんだ?」 シェフ 「健康に気を使ったメニューということで、塩分も控えめにして、あっさり頂けるような南蛮漬けにしてございます」 玉川さん 「だけどしっかりしてますよ味は。塩分は控えめなのかもしれないけど」