元磐田のスキラッチ氏が59歳で逝去…イタリア代表として1990年W杯MVP&得点王
ジュビロ磐田は18日、クラブOBの元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏(59)が逝去したことを伝えた。 【写真】Jリーグ歴代最強の助っ人…元浦和エメルソン氏の現在の姿に反響「うおお」「随分…」 スキラッチ氏は現役時代にメッシーナ、ユベントス、インテルと渡り歩き、1994年から1997年まで磐田でプレー。クラブ通算93試合で65得点をマークし、磐田退団後に現役を引退した。 イタリア代表では1990年にデビューを果たし、国際Aマッチ通算16試合で7ゴールを記録。自国開催の1990年W杯で得点王とMVPに輝き、イタリアを3位に導いた。 以下、クラブ発表の声明 この度、サルヴァトーレ・スキラッチ氏のご逝去に接し、クラブ一同、深い悲しみに耐えません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 スキラッチ氏は1994年から1997年まで当クラブに在籍しました。1990FIFAワールドカップイタリア大会得点王の前評判通りの高い技術と本能的なプレーでゴールを量産し、ジュビロのみならず日本のストライカーに大きな影響を与えました。選手やファンからは‘トト’の愛称で愛され、今でもジュビロのレジェンドとして、クラブの歴史に深く刻まれております。 1999年に現役を引退され、その後は故郷パレルモでサッカースクールを運営されながら、タレント活動や解説者としてもご活躍されました。また、慈善活動にも積極的に取り組み、サッカー界への大きな貢献をされました。その人間味あふれる温かい人柄と情熱は、今なお多くの人々に敬愛されています。 最近は体調を崩されていたとのことでご回復をお祈りしておりましたが、このような結果となり大変残念です。もうお会いすることは叶いませんが、スキラッチ氏がジュビロに残してくださったものは、これからもずっと私たちの心に生き続けるでしょう。 ご遺族の皆様に、心よりお悔やみを申し上げますとともに、スキラッチ氏のご冥福をお祈り申し上げます。