リバプールがチケットの不正転売に処分、10万のアカウントを停止し永久追放処分者も
リバプールは31日、チケット転売に関しての処分を発表した。 サッカーに限らず、日本でもイベントごとなどでは不正なチケット転売が問題視されている昨今。イングランドでも同様であり、リバプールはこれまでも継続して断固たる措置をとってきた。 31日、リバプールは新たに声明を発表。10万件近くの偽チケット販売アカウントを閉鎖したほか、永久追放にした例などを報告した。 リバプールによれば、無効化されたアカウントには、調査後にキャンセルされたものや疑わしいオンライン活動、ボットもあると特定されているという。 5670のアカウントが疑わしい行動をとっているとしてクラブが調査中。その中には、チケット転売に関連した詐欺行為により、マージーサイド警察から告発された人物への情報提供も含まれている。 2023-24シーズンは合計1500枚のチケットがキャンセルされ、これは大量キャンセルの一部か、既に制裁を受けたアカウント所有者のものであり、それらのチケットは転売可能となっていた。 永久追放や無期限での出入り禁止の大半は、利用規約に違反してシーズンチケットや会員権、ホスピタリティチケットを許可なく販売したために処分が下された。これは、あらゆる形態のチケット販売の勧誘行為に対するクラブのゼロトレランスの姿勢を示している。 また、クラブは今シーズンはオンラインでの保護を強化し、現場での活動の強化、対策に充てる社内リソースの拡大など、客引き対策への投資を増やしている。 特にオンラインでの詐欺被害に遭うファンが増えており、サポーターは非公式のオンラインチャンネルや非公式の販売業者からのチケット購入をしないように注意喚起されている。 リバプールは、チケットが本物であることを保証するために、ファンが購入すべき場所を改めて強調。一般券は、リバプールのクラブからのみ購入が可能となっている。
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