【65歳以上夫婦世帯の平均的な暮らし】貯蓄額・生活費・年金額、それぞれいくら?
まとめにかえて
現役シニア世帯の家計収支は月平均4万円の赤字があることがわかりました。 今後、年金制度がどうなっていくの不透明であることを考えると、働き世帯は老後に向け、年金に頼らなくても生活していけるよう対策する必要がありそうですね。 その対策の一つとして資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。 資産運用には様々な手段があり、その中から無理なく長く続けられるものを選択することが重要です。 また、1つのものに集中して投資するのではなく、分散を取り入れていきましょう。 分散の中で大切なポイントは3つです。 1.地域の分散:複数の国に分けて分散することで、1つの国の経済が一時的に落ち込んだ時に、他国の資産が底上げしてくれる可能性がある 2.時間の分散:値動きに一喜一憂せず、長く続けることでリターンを安定させる効果が期待できる 3.資産の分散:いつでも引き出せる預貯金・安定運用・積極運用というように分散しておくことで資金が必要になった時に対応できる 上記のポイントを参考に、効率良く、資産を増やす工夫をしていきましょう。
参考資料
・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」 ・総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」 ・厚生労働省「これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点」 ・厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しー令和6 <2024> 年財政検証結果ー」 ・内閣府「高齢社会対策大綱の策定のための検討会(第8回)」
宗形 佑香里