万博協会、USJと共同販促検討 入場券の相互割引など模索
2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)と共同販促を検討していることが13日、分かった。12月の理事会に提案する方向。協会は入場券の相互割引などを模索する一方、USJ側は「決まったものはない」と説明。具体案決定は時間を要する見通しで、調整の進展が焦点だ。 背景にはUSJの来園者が急増した場合の混雑に対する懸念があるとみられる。協会側が望む価格面以外に、USJは万博の意義をPRできるような策も検討しているようだ。 関係者によると、協会は今年11月ごろUSJ側に共同販促を打診した。