日経平均は高寄り後に値を消す、米株安と年末年始控えて見送り
[東京 30日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比44円62銭高の4万0325円78銭と高寄りした後に値を消した。その後は前週末比小幅安の水準で推移している。 前週末の米国株式市場が軟化したほか、6連休となる年末年始の休場を控えていることから、利益確定売りが優勢で始まった。市場関係者によると「今年最後の立ち合い日で連休前であることから、参加者が少なく見送りムードが強い」(国内証券ストラテジスト)という。 個別では、トヨタ自動車、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどがさえない。半面、清水建設などが連日の年初来高値更新となっている。