【速報】日本初のエムポックス治療薬“テポックスカプセル”承認へ
“テポックスカプセル”が、日本国内では初めてのエムポックス=サル痘の治療薬となる見通しです。 6日、厚労省の専門部会は、「日本バイオテクノファーマ株式会社」のエムポックス=サル痘の治療薬、「テポックスカプセル」を承認することを了承しました。 エムポックスは、発疹に加えて発熱や頭痛などの症状が現れる病気で、多くの場合、自然軽快するものの、合併症などにより、重症化する場合もあり、去年12月には、死亡例が国内で初めて確認されています。 これまで、日本国内でエムポックスの治療薬として承認されたものはなく、「テポックスカプセル」は臨床研究として患者に使われていましたが、正式に承認されれば日本初の治療薬となります。 日本バイオテクノファーマ株式会社によると、「テポックスカプセル」は、すでにアメリカやカナダなどでは使われていて、基本的に14日間、朝と夜、それぞれの食後に服用し、大人だけでなく、体重13キロ以上の子どもも使うことができるということです。