ミュージカル「アニー」初日前会見に出席した、前列左から岡田悠李、絢田祐生、後列左から天翔愛、笠松はる、藤本隆宏、須藤理彩、財木琢磨

　丸美屋食品ミュージカル「アニー」の初日前会見が19日、東京・新国立劇場で行われ、アニー役の岡田悠李（10）絢田祐生（11）、ウォーバックス役の藤本隆宏（53）らが出席した。 　岡田と絢田はオーディションを経て、主役の座をつかんだ。岡田は「劇場に来てくださった方々に、いつでもブレない、すがすがしいアニーを自分らしく演じられたらいいなと思います」。絢田は「明日初日で緊張しているし、自信もないけど、たくさんの人にハッピーを届けられるように頑張りたいです」と、それぞれ力強くアピールした。 　藤本は「今年のアニーは歌が素晴らしい」とし、「絢田さんは圧倒的な声量で劇場を包み込むようなパワフルさがあります。岡田さんは音程がきれいでハーモニーを捉えている。この2人の天才子役の歌声を見てほしい」と話した。 　この日、須藤理彩（47）笠松はる（42）財木琢磨（31）天翔愛（22）も登壇。須藤と天翔は初出演。俳優藤岡弘、（78）の長女天翔はリリー役を演じる。「この作品は明日に向かって前に進もうと、いろんな世代の方が幸せになれる作品だと思うので、この作品の魅力を伝えられようにがんばります」と話した。 　藤本は別の作品で藤岡の長男、藤岡真威人（20）と共演した際、「楽屋を訪れた藤岡さんが号泣されていて。アツい人だなと思った」と明かした。