13分に直接FKを決めた藤野あおば（右）。(C)Getty Images

　現地７月25日、サッカー女子日本代表がパリ五輪グループステージ第１戦でスペイン代表と対戦。前半を１ー１で折り返した。 【PHOTO】パリ五輪に挑むなでしこジャパン18人とバックアップメンバー４人を一挙紹介！ 　ボールを保持して攻撃を展開するスペインに対し、なでしこジャパンは撤退守備と前からのプレッシャーを状況によって使い分け、ボールを奪ったあとに素早く前線にボールを送るカウンターで攻撃を仕掛ける。 　３分には早い攻撃から藤野あおばがGKと１対１となるシーンを作ったが、シュートはGKにセーブされ、続くCKも相手にクリアされた。 　スペインがボールを支配するなか、先制ゴールを決めたのは日本だった。13分、ゴール前のFKを藤野が直接ねじ込んだ。速い弾道の直接FKは相手GKの手に当たったものの、ボールはゴールのなかに吸い込まれた。 　 　先制した日本だったが、22分に同点に追いつかれてしまった。ペナルティーエリアの外で細かなパスをつながれると、最後はDFラインの裏に走り込んだアイタナ・ボンマティにゴールを許した。 　スペインがボールを保持し、日本が守る展開のまま前半が終了。１ー１で折り返した。深夜０時のキックオフながら、多くのファンがなでしこジャパンに声援を送っている。SNS上では、「藤野のFKはすごかった！」「後半勝負だ」「カウンターで仕留めよう」「試合が気になって眠れない」「男子に続いて勝つぞ！」「頑張れ、なでしこ」などの声が挙がっていた。 構成●THE DIGEST編集部