自民党の田畑裕明衆議院議員は、不適切な党員登録があった問題で、「調査が終わり次第、会見を開き説明する」と、話していることがわかりました。 党本部は、田畑議員に対し、28日に召集される臨時国会の前までに説明責任を果たすよう求めています。 田畑議員は、無断で党員を登録し、企業後援会が集めた会費を、その党費に充てた疑いがもたれていて、無断で登録した男性に、「党費は亡くなったおじが支払っていたことにする」と口裏合わせを持ちかけたとされています。 この問題を巡って自民党本部や県連は田畑議員に対し、28日に召集される臨時国会の前までに説明責任を果たすよう求めています。 BBTが田畑議員の事務所に質したところ、事務所の関係者は、「本人は、調査が終わり次第、必ず会見を開く」と話していると答えました。 ただ、いまのところ、調査結果に関する回答はなく、会見の日時も知らされていないということです。 田畑議員の対応について自民党富山市連の中川忠昭支部長は、26日、報道陣の取材に答え、田畑議員に説明責任を果たすよう求めた上で、処分を含めた対応については党本部が決めるとの認識を示しました。 ＊自民党富山市連　中川忠昭支部長 「（説明責任が）果たさなければどうするか。これについては、「本部マター」と理解している。我々はそれを聞いてどうするか決めなければいけないし、党本部から問い合わせがあれば我々の考えを示したい」 一方、衆院選で、田畑議員を推したことへの責任を問われると… ＊自民党富山市連　中川忠昭支部長 「（田畑氏を）推した者とすれば信じていたが、もう信じていたのがばかなのかどうか。もし事実という結果になったとすれば、その責任あるかと言われれば、責任あると言わざるを得ないかもしれない」 田畑議員がいつ会見を開き、どう説明するのか、態度を明確にするよう求める声が、強まっています。