【動画解説】春の嵐のち黄砂飛来 東京の桜も開花へカウントダウン
ウェザーマップ
あす(金)朝の通勤通学の時間は北・東日本で雨と風が強まるでしょう。春の嵐のあとは黄砂が飛来する予想です。雨のあとも洗濯物の外干しは控えた方が良いかもしれません。気温は週末にかけて上昇し、東京の桜の開花発表も間近でしょう。
今夜(木)は西日本を中心に激しい雨が降りそうです。あす(金)朝の通勤通学の時間は北・東日本で荒れた天気になるでしょう。非常に強い風が吹き、瞬間的には風速30メートル~35メートルの暴風になるおそれがあります。横殴りの雨になりそうです。北・東日本の雨と風のピークはあす(金)の午前までのところが多いでしょう。
あす(金)の午前は雨の上がる西日本から黄砂が飛来し、あさって(土)にかけて黄砂は全国的に広がりそうです。場所によっては視程が5キロメートル未満になり、交通機関に影響が出るかもしれません。なるべく黄砂を吸い込まないようにしたり、洗濯物の外干しを避けたりするのが良いでしょう。
きょう(木)の東京の靖国神社にある桜の標本木は数輪咲いているものはあるものの、開花発表の基準となる5、6輪が花開くには達せず、発表にはなりませんでした。しかし、開花もカウントダウンに入ったと言えるでしょう。なお、きょう(木)は名古屋と松江の気象台から桜開花の便りが届いています。
週末にかけては気温が上昇しそうです。土日の東京の最高気温は23℃の予想です。軽やかな春の服装で出かけれそうです。ただ、花粉と黄砂にはお気をつけください。
きょう(木)ウェザーマップから発表された桜の開花予想です。仙台は4月1日、新潟は4月5日の予想で、来週にかけては桜前線が急速に北上するでしょう。 (気象予報士・菊池真以)