19年にも日本の釜石で日本代表と対戦したフィジー代表【写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)】

◇リポビタンDチャレンジカップ2023 日本-フィジー(5日、秩父宮ラグビー場) これまでラグビーワールドカップ決勝トーナメントに2度進出している“南半球の雄”フィジー。7人制ラグビーでは、リオ五輪、東京五輪と2大会連続で男子が金メダルを獲得。世界ランキング10位の強豪と日本代表(世界ランク12位)はW杯前国内最終戦を迎えます。 【画像】7月29日にはトンガに勝利したラグビー日本代表 今回の日本代表戦のメンバーにも、フィジーからは7人制ラグビーでの東京五輪金メダリスト4人がメンバー入り。 FW(フォワード)、BK(バックス)問わず、全員が素早く走り、タックルされてもオフロードパスをつないで一気にトライまで持ち込むス『フィジアン・マジック』と世界から称賛されているスタイルに日本は警戒しなければいけません。 そしてフィジーも、日本を警戒。。前回ワールドカップに出場したHO(フッカー)サミュエル・マタヴェシ選手は、4日の試合前日会見で「日本は非常に手強い相手。トンガやサモアとは違ってボールを持って動かしてくる」とコメント。どちらが攻撃でリズムをつかめるか注目です。 現在飛躍を遂げているフィジーのラグビー。フィジー拠点のチーム「フィジアン・ドゥルア」のスーパーラグビー参戦、代表資格の規定変更による新戦力の加入など、取り巻く環境が近年大きく変化。日本との対戦をを足掛かりに、ワールドカップで史上最高の結果を目指します。 日本代表のW杯前国内最終戦、強豪フィジーとの一戦は8月5日(土)午後7時15分、秩父宮ラグビー場でキックオフです。